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児童書:外国の作者4
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児童書:外国の作者4
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児童書:外国の作者4
スーザン・バーレイ
E・W・ヒルディック
マーカス・フィスター
マーガレット・ワイズ・ブラウン
アンネ・フランク
ディック・ブルーナ
オトフリート・プロイスラー
ジュール・ベルヌ
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わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)


スーザン・バーレイ
¥ 1,050 通常24時間以内に発送
★★★★★

わすれられないおくりもの ...
すごくレビューがいいので、この評価を書くのは勇気がいりますが、あえて。 こんな説教くさい絵本はいやだな〜 テーマはすばらしいと思いますが、絵本には、もうちょっとちがう表現があるような気が。 トンネルをとおっていくところも陳腐だし。 買いましたが、うちでは、しまいこみました。 絵はすばらしいので、☆ふたつは 絵のぶん。私はこの本に出会ったお陰で「生きる意味」が明確になりました。 人は死に向かっている。それは明日かもしれないし50年後かもしれない。 漠然とした不安と、どうして生きるんだろう?そんな単純な疑問をずっとかかえながら答えを探そうとしていた時、偶然読む機会に恵まれました。 そしてそんな不安は吹き飛び、生きる意味を見出すことが出来ました。 ストンと私の中に落ちた瞬間、心は軽く次の扉を開けることが出来るようになったのです。初めて読んだとき、亡くなった父のことを思い出してしまい、 涙が止まりませんでした。 親しい人を亡くしたとき、その悲しみをどう乗り越えるか?ということがテーマですが 決して重い話ではなく、 読んだ後は、あたたかい気持ちでいっぱいになります。 娘のために買ったものでし...

ちいさなあかちゃん、こんにちは!―未熟児ってなあに


リヒャルト・デ・レーウ マーイケ・シーガル
¥ 1,365¥ 2,397¥ 2,529
★★★★★

ちいさなあかちゃん、こんに...
私の子供も未熟児で生まれ、今は二歳。いつか子供に産まれたときのことを話したいので絵本ならよくわかるかなと思い購入しました。りとるっ子のママさんにおしえていただきました。 予定より3ヶ月早く生まれたあかゃん、イザベルの 退院を待ちわびるきょうだい目線でかかれた絵本です。 小学校も高学年ぐらいだと この説明で理解ができるのではないかな、と思います。 ディック・ブルーナさんのイラストや、イザベルちゃんとご家族の写真が心をつかみます。 最終ページには著者であるリヒャルト医師の短い解説もついてます。 オランダで最大の病院であるアムステルダム大学アカデミックメディカルケアセンター(AMC)新生児部門の部長さんで、南米訪問中に、カルガルーケアのことを知り、ヨーロッパでいち早く取り入れた方です。 絵本中にも カンガルーケアの場面をきょうだいの言葉で説明し 心地よさそうに抱っこされているあかちゃんの写真がありますよ。

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))


オトフリート=プロイスラー 中村浩三
¥ 945 通常24時間以内に発送
★★★★★

大どろぼうホッツェンプロッ...
子供にあげようと思って買いましたが、 自分が読み出してしまいました。 子供のときもおもしろいと思ったけれど、 やっぱりおもしろい! この訳がまたいいんですよね〜 ヒゲで覆われた顔にかぎ鼻で怪しげな男の表紙が怖くて、長い間読まなかった本でした。子どもが借りてきたので読んでみたら、確かにひどい泥棒でした。でも盗んだものは音の奏でるコーヒーひき!愛嬌のある泥棒にくすりと笑ってしまいました。 盗まれたコーヒーひきを取り戻そうと、二人の少年がホッツェンプロッツを捕まえようとする物語です。ツワッケルマンという魔法使いの親友も登場して、物語は意外で厚みのある展開を見せます。 お伽話の要素と泥棒を捕まえる冒険とファンタジーが入り混じった、豊かな風合いのある物語でした。章の区切りに、読者に語りかける太字の言葉が新鮮で、物語の中に一層引き込んでくれます。 優し結末と食いしん坊が満足する最後の場面が、とても印象的でした。ところどころ大泥棒らしい振る舞いはしますが、なぜか憎めない男、それがホッツェンプロッツです。小学校中学年の子どもと私はとても楽しんで読みました。メルヘンハウスの子供向け書籍の配本サー...

アンネの日記 (文春文庫)


アンネフランク
¥ 880 通常24時間以内に発送
★★★★

アンネの日記 (文春文庫)
第二次世界大戦時のドイツの愚行を記した資料は数多く存在するが、本書はそのなかでも一人の純真で知的な少女の手記から当時を垣間みることが出来る。主観的な物の見方や個人的な体験等の記述も多く見られるが、それゆえに、生活や現実性が伝わってくるので他のホロコースト関連の著作、ルポとは一線を画し名作として語り継がれている所以なのだろう。昨年に、ドイツがユダヤ民族に対して謝罪をしたことがニュースになったことは本書の効用もあったのではないだろうか。嘘か真か。日本人の性格なのでしょう。 だから、幕末の作家が書いた豊臣秀吉の「信長の草履」の話もザックリと切られました。壮大な物語にしたかったのでしょう。誰にでもある欲求だと思います。その問題は。 「草履ではなく下駄か。胸で暖めていたのか背中か」 太閤記は昔から様々な人間によって書かれてきましたけど、近代になるにつれて話が大きくなっています。 …多少…どうでもいいかもしれないなぁ、と思ってしまいます; アンネちゃんの、この日記は、作品であるか、唯の日記か。との問題で、これも同じような事なのだろうか。と思いました。 多分、翻訳する時点で、何かの気持ちが入って...

ディック・ブルーナシール (まるごとシールブック)


ブルーナ、ディック
¥ 580 通常24時間以内に発送
★★★★★

ディック・ブルーナシール ...
今、我家の最期の子供の次女が大学センター試験を受けている。17年が経過した。 長女は、既に大学を卒業して、社会人として、就職している。 この二人の娘の部屋には、ボロボロになったミッフィーの絵本や人形や、彼女たち の描いた絵が残されているが、これらは、処分できないまま残っている。 ミッフィー、ピーター=ラビット、ターシャ=チューダーなどの絵本は、最初に買 ったときの者はボロボロになってしまったけど、捨てられない。さりとて、いつなく なるか判らないから、毎年かいたしている。 彼女たちの結婚式の前夜に渡そうとした時、どういう反応を見せるのだろう。 自分用に買ったのですが、ちょうど娘がトイレトレーニング中なので、 トイレでちゃんとできたらごほうびにひとつずつ貼らせています。 娘はミッフィーが大好きなので、とってもうれしそう。 ミッフィーだけでなく、他のキャラクターもたくさん入っていて、 とってもかわいいです!ミッフィーやブルーナさんが大好きで買いました。使うのがもったいない程かわいいシールが沢山です。シールブックなので文字は載っていませんが、ただのシールブック...

おやすみなさいおつきさま


マーガレット・ワイズ・ブラウン
¥ 1,050 通常24時間以内に発送
★★★★★

おやすみなさいおつきさま
こうさぎが、寝る前に 自分から見える、あらゆるもに 「おやすみ」と言っているお話。 カラーと白黒のページが交互になっているのは おもしろいなーと思いました。そもそも、かの雅子妃が幼少のみぎりにお読みになったお気に入りの本と聞いて購入したのがきっかけでした。私の購入したのは英語版のほうです。 2歳半の娘はすっかりお気に入りになっています。 じつはページのなかには、ねずみがいるのです。このねずみちゃんが各ページで何をしているのかを、ストーリーとは別に追いかけながら、うちの娘は探すんですねー。 私にも、「ねずみ見たい」と寝る前にいうので、「ねずみ見たい」=「ねずみの本」(本書)を読みたいということで、読みます。 まぁ難といえば本が少々小さいことと、白黒のページとかカラーの想定もそうですが、ちょっと暗めにできているので、寝床の暗がりでみると余計に暗くて小さくて眼にはあんまりよい本ではないんじゃないかなぁとも思ったり。 でもディテールがこってて(暖炉の時計の時間とか、窓にかかる月の位置とか注目)、なかなか大人でも開くたびに「ふむぅ」と見てしまう本ですねぇ。 うさぎのおかあさんとか寝床について...

大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (3))


プロイスラー 中村浩三
¥ 945 通常24時間以内に発送
★★★★★

大どろぼうホッツェンプロッ...
おおどろぼうなのに憎めないホッツェンプロッツ。 子供の楽しい気持ちを増やしてくれます。 今日まで、ドイツの話とは知りませんでした。 ホッツェンプロッツのシリーズは、メルヘンハウスの配本で知知りました。 世紀の大どろぼうホッツェンプロッツが心を入れ替えて、真人間になる?!町中大混乱の中、果たして本当に真人間になれるのか・・・。大どろぼうシリーズは、この巻まで絶対読んでほしいです。今までの冒険の他に、人々の偏見や、正しい心のあり方がわかりやすく、楽しく書かれていると思います。小学校時代、ボロボロになるまで読み込んだ一冊です。

大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (2))


プロイスラー トリップ 中村浩三
¥ 945 通常24時間以内に発送
★★★★★

大どろぼうホッツェンプロッ...
おおどろぼうホッツェンプロッツのシリーズは、名古屋のメルヘンハウスの配本できました。 面白いので、もう数冊買うことになりました。 今日まで、ドイツのお話とは気にしたことがありませんでした。 小学校2,3年生くらいのお子さんにお勧めです。一作目の、「大どろぼうホッツェンプロッツ」で逮捕された、大どろぼうが逃げ出します。またまた、被害にあうカスパールのおばあさん。今回盗まれたのは……前回同様、カスパールとゼッペルが大活躍。おばあさんも、がんばります。なんとも、とぼけた味わいのあるドイツの児童文学の二作目。一作目を読んでからが、おすすめです。

ちいさなうさこちゃん (子どもがはじめてであう絵本)


ディックブルーナ
¥ 630 通常24時間以内に発送
★★★★★

ちいさなうさこちゃん (子...
うさこちゃん誕生の絵本です。 言葉のリズムがとてもやわらかく耳に響きます。 うさこちゃんのパパとママを、 ふわふわさんと、ふわおくさん、と訳したところがすばらしい。 子供の頃、うさちゃんシリーズで育ったので 新しいミッフィーちゃんシリーズよりも 石井桃子さんの訳のほうが、私にはしっくりきます。 娘のために絵本を選んでいて、久しぶりにこの本に再会し なつかしい気持ちでいっぱいになりました。 はっきりした色使いに、すべて正面を向いた絵は 大人から見ると、なんだか物足りない、シンプルすぎるのでは?と感じますが 娘はまだ1歳になるかならないかの頃から、絵をじいっと見つめていました。 まさしく、子どもがはじめてであう絵本。0歳からおすすめです。 世代を超えて愛される名作とは、この本のことをいうのでしょうか。最近他界された、石井桃子さんの、文章は、翻訳という枠をこえて、美しい日本語とはこのようなものなのかと、いまでも胸をうちます。おおきなにわの まんなかに かわいいいえが ありました ふわふわさんと ふわおくさん にひきのうさぎが すんでます すばらしいです。ちいさなちいさな子供も、夢中...

ぼくにげちゃうよ


マーガレット・ワイズ・ブラウン
¥ 999 通常24時間以内に発送
★★★★★

ぼくにげちゃうよ
自我の芽生えた坊やうさぎと、その坊やを包む大きな母の愛・・・ 読んでいてジーンとこころが温まる絵本です。 モノトーンのページと交互に現れる美しい色彩と愛らしく楽しい絵。 3歳の娘のお気に入りの絵本です。が、7歳の娘もとても気に入っています。 寝る前に読み聞かせるととても幸せな気持ちになるそうです。 同じ作者の「おやすみなさいおつきさま」もぜひどうぞ。 「あれ!この絵こっちの絵本にあったぞー!」と楽しめます。 この絵本、子どもの気持ちを本当によく分かっている絵本だと思います。 自立していきたい気持ちと、でも、親から離れることに対して不安な気持ち。 僕、自立していっちゃうよ。と主張する子どもに、母親が、どんな状況になっても、お母さんはちゃんと見ているから大丈夫ーと安心させているんですね。 でも、子離れできない母親の元にいる子どもにとっては、ちょっと不満です。 自立しようと自分の足で歩き出そうとしているのに、どこに行こうとしてもお母さんが重たく付いてくる・・・ 正直、私はこの本が苦手でした。 子どもが、自立していこうとする姿を不安かもしれないけど、後ろで見守っていることが大切じゃないかと...

にじいろのさかな 世界の絵本


マーカスフィスター
¥ 1,890 通常24時間以内に発送
★★★★★

にじいろのさかな 世界...
優しい気持ちを再確認。 みんなでシェアする気持ちって、自分だけで宝物をもっているよりずっと大事なこと。 ウロコが本当にピカピカしているのがうれしい。 姪っ子が目を輝かせて飛びついてきた! 世界中で広く読まれている名作で、生きていくうえで必要なことがここに凝縮されている。 時間がないなんていう大人にこそ読んで欲しい一冊にじいろのさかなは美しいうろこを持っています。うろこを欲しがる魚たちに自分のうろこを分け与えることで、にじいろの魚は幸せになります。美しいうろこは何を象徴しているのでしょうか。体の外側についたうろこは美しいアクセサリーだと私は思いました。にじいろの魚が「持てる者」で「持たないもの」に分け与えることで一緒に幸せになったのか…大人が読むといろいろと解釈して、複雑な気持ちになるかも知れません。 しかし、子どもはキラキラ光るうろこをふっくらとした指でなぞり、うろこを分けてやらないにじいろの魚を「いじわる!」と言いました。そして最後の場面では「良かったね」と笑顔になりました。わが子は、おもちゃを貸してくれないお友達とのことを思って、この本を読んだようです。幼いからこそ、ス...

たいせつなこと (ほんやく絵本)


マーガレット・ワイズブラウン レナードワイスガード
¥ 1,260 通常24時間以内に発送
★★★★

たいせつなこと (ほんやく...
こうでなくてはならない、頑張らねばならない・・・などの自分を追い込みがちな状態の方は、 読まない方が良いと思います。なぜなら、この本のメッセージがちゃんと伝わらず、勿体ないからです。 難しく考えず、ただただシンプルに、頭を真っ白にして読んでみてください。 りんごが丸い。葉っぱが緑。 それは、こうでなくてはならない、というものではないんですよね。 穴が空いたりんごを、丸くないからNOというわけでは決してなくて、 穴が空いたりんごだって、丸かったりんごと本質は変わっていないし、 枯れた葉っぱだって、緑だった頃の葉っぱと本質は変わっていないんだよ ということが、文章の奥にこめられているのだと思います。 私が、私らしくいることが大切。 立派な自分でなくても、傷だらけでボコボコの人生だっていいんですよね。 ただただ、そこに存在している自分を認めてあげようよっていうメッセージが 真っ白な状態の心にジーンと染み渡ります。 このような、「あなたはあなたのままで良い」と認めてくれるような絵本って 外国の作品に多いような気がします。 シンプルに、難しく考えずに読んでみることをお勧めします。 もしこ...

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ


マーガレット・ワイズ・ブラウン 坪井郁美 林明子
¥ 1,050 通常24時間以内に発送
★★★★★

ぼくはあるいたまっすぐまっ...
おばあちゃんの家に、一人で行くことになった『ぼく』。 「お家の前の道を、まっすぐ行って」と言われたけど いつの間にか、横道にそれてしまう『ぼく』。 ここでのハプニングに、うちの子(五歳)は 声を出して笑っていました。 林さんのイラストは、まるで動画を見ているかのように 生き生きとしています。 そして、かわいい。男の子が、おばあちゃんちまで一人で行って、最後はふたり一緒にチョコレートケーキを食べるという、、ただそれだけのお話ですが、小さな男の子の可愛らしさが自然に描かれていて好きでした。 読めば今も小さな子供と暮らす「ほんわか、ふんわり」した時間がよみがえります。 色鉛筆で描いた絵のような淡い優しい絵 ぼくがおばあちゃんの家にいくまでの旅のお話。 おばあちゃんは、まっすぐおいでといったのに ぼくはとちゅうでまっすぐをまちがえちゃった。 本当におばあちゃんの家にたどりつけるの? 旅の途中で出会うユニークな物たちにも注目。 家から飛び出すことでいろんな出会い・経験ができる。 そんな楽しみを教えてくれる どこかへお出かけするまえに読んであげたい本。小学校の読み聞かせボランティアに行...

十五少年漂流記


那須辰造 金斗鉉 ジュールベルヌ JulesVerne
¥ 756 通常24時間以内に発送
★★★★★

十五少年漂流記
児童文学とはなっていても大人でも十分楽しめる内容です。 頭がいいけど高慢ちきなドニファン、面倒見が良く年下を思いやるブリアン。 そして冷静で賢いゴードン。 終盤に仲間の絆は切れてしまうのですが、ある事件で再び一つになるところは 感動ものでした。 こんなにワクワクする本に出会ったのも久しぶりです。 ブリアン、サービス、ゴードン、ドニファン、ウィルコックス・・・・十五人の皆は僕の大好きな友達です!全てのページにハラハラワクワク!!!!っという間に最後まで読みきっちゃいました。どうぞこれを読んで十六人めの少年の気分になってね!!!

アンネの日記


アンネフランク
¥ 1,995 通常24時間以内に発送
★★★★★

アンネの日記
僅か15年という短さでその尊い命に幕を閉じたアンネ・フランクが暗黒の歴史の中で懸命に綴った、いわば彼女自身のアイデンティティー、それが今も尚世界中で愛され読まれ続けている「アンネの日記」である。文学作品としての重要性の高い作品であるが、この日記の特質は、時代と国境を越えて万人の心に訴えかけるべきものを持っているという点だ。アンネの日記と対峙するとき、我々はそこに13歳の、そして14歳のアンネを前にすることになる。決して、本という名の記録媒体と向かい合っているわけではない。そこには、血と涙を持った非凡な、しかし本当は何処にでもいる一人の少女がいる‥‥。全ての人の心に必要な一冊。非難を覚悟で言うが、真偽について何かを思うほど、自分としてはこの本に真剣になれない。ナチスの行ったことだけではなく、戦争そのものの愚かさについては考えることがしばしばなのだが…。勿論、この本に書かれてあることは恐ろしい。二度と子供をこのような目に合わせてはならない、強くそう思う。しかし、それは例えば野坂昭如が書くようなフィクションを読んだ時にいだくのと同じ思いなのだ。その読み方が真摯さに欠けるというのなら、否定は...

大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (偕成社文庫 (2008))


オトフリート=プロイスラー 中村浩三
¥ 630 通常24時間以内に発送
★★★★★

大どろぼうホッツェンプロッ...
おおどろぼうホッツェンプロッツのシリーズは、名古屋のメルヘンハウスの配本できました。 面白いので、もう数冊買うことになりました。 今日まで、ドイツのお話とは気にしたことがありませんでした。 小学校2,3年生くらいのお子さんにお勧めです。一作目の、「大どろぼうホッツェンプロッツ」で逮捕された、大どろぼうが逃げ出します。またまた、被害にあうカスパールのおばあさん。今回盗まれたのは……前回同様、カスパールとゼッペルが大活躍。おばあさんも、がんばります。なんとも、とぼけた味わいのあるドイツの児童文学の二作目。一作目を読んでからが、おすすめです。

どこへいってた?


マーガレット・ワイズブラウン バーバラクーニー
¥ 1,050 通常24時間以内に発送
★★★★★

どこへいってた?
小学校の音読の宿題で、つまらないものを聞かされるなら’この本を読んで!ってお願いしたい。 B.クーニーさんにしては珍しい版画の手法で、それぞれの動物が愛らしい。 テキストも人によってはマザーグースの匂いを感じられるでしょう。 同じテイストの「うまやのクリスマス」もありますが、やはり内田さん訳にはかないません。バーバラ・クーニーの本は大人も子供も楽しめるものが多いが、この本もまさにそういう一冊。カワイイ、だけではかたずけられない。オシャレでセンスがいいけれど、そんなことではかたずけられない。たいした内容がないようでいて、根底には深い愛情が横たわっている。だから、何度読んでも楽しい。こういう本を名作というのだろう。そう、Richard Scarryの「I Am a Bunny 」なども同じだ。サイズも小さくてかわいい。ちょっとしたプレゼントにもお勧めする。子供が1歳4ヶ月くらいで買ったときにはしばらく見向きもしませんでした。大人びた雰囲気の絵で色も地味なので、無理も無いか、と思っていたら、数ヶ月たって毎晩読んでちょうだいと言って持ってくるようになりました。絵は私も気に入ってますが、星三つ...

クラバート


オトフリート=プロイスラー ヘルベルト=ホルツィング 中村浩三
¥ 1,680 通常24時間以内に発送
★★★★★

クラバート
宮崎駿が影響を受けたと言われる一冊ですが、それだけの実力のある素晴らしい一冊であったと思います。その世界観は、宮崎駿氏の作品にも影響がやはり色濃く見え、宮崎アニメの大ファンであるならば、必読の書の一つであると言えます。 私は本書の上手さ、素晴らしさは「人間」と「魔法」の描き方のうまさにあると思います。何よりも、近年「魔法」的なものが横行し、夢や希望、果てには欲望さえも魔法の力で解決できてしまうアニメなどとは違い、「魔法」という非現実的なものを、現実の世界とうまく調和させながら描いている事です。現実の世界は魔法のように素晴らしい力が溢れてはいますが、それは無限のものでないことは、子どもを読者の対象とした時にも夢や希望といった可能性の広がりのあるものとは別に、伝えるべき事柄であると思います。 また、人間(登場人物)の描き方も、良い面ばかりを強調して描くのではなく、人の短所や欠点までも描きつつ、主人公(クラバート)に、それを一人の人間として認めさせている人間観を持たせていることも一つの上手さであると思います。単純に勧善懲悪なヒューマニスッティックな物語に留まらないすごみ、迫力が...

うさこちゃんとうみ (子どもがはじめてであう絵本)


ディックブルーナ
¥ 630 通常24時間以内に発送
★★★★★

うさこちゃんとうみ (子ど...
2人の娘に「うさこちゃん」シリーズを読んであげているのですが、この「うさこちゃんとうみ」は中でも最高の1冊ではないでしょうか。まず基調になっている黄色がなんとなくオシャレな良い雰囲気です。そして、最初に登場するボーダーの服を着たうさこちゃんもオシャレでかわいらしい。一番好きなシーンは砂山を作るうさこちゃんのシーン。シンプルですが、なんとなく魅かれてしまうブルーナさんの絵本の魅力が凝縮したイラストだと思います。2人の娘はもちろん大好きですが、いい年をしたオヤジの私まで気に入ってしまう凄い絵本です。小さい娘さんがいらっしゃる方には絶対お薦めします。4ヶ月の娘に読んできかせています。 文章ににリズムがあり、読んでいるこちらが、楽しい本です。 娘は、きれいな色の絵をじっと見ています。 話の長さもちょうどいいです。 うさこちゃんとお父さんの会話がなんとも優しい気持ちにさせてくれます。 読んでみて、第一印象ははっきりいってイマイチだなと思いました。ただ、うさこちゃん女の子のはずなのに、なぜ海パン?とか、こんなテントを張ってる海岸はないんじゃ?とか笑えるという感じです。でも、何度かこどもに読み聞...

十五少年漂流記 (子どものための世界文学の森)


ジュールベルヌ
¥ 893 通常24時間以内に発送
★★★★★

十五少年漂流記 (子どもの...
15人の少年たちが、漂流して無人島に流れ着き、 そこで2年間、サバイバル生活を送るという話。 途中で海賊なんかも出ます。 また、誰がリーダーか?みたいなことで、内部抗争もあったりします。 冒険小説随一の傑作でしょう。 子供たちが知恵を振り絞り、協力し合い、 ときに争いながら無人島で生き抜いていく様子は、 まさに純粋な感動を覚えます。 そして、読み手が同年代ならば、それは憧れとなるでしょう。 そういう意味で、読み始めの本としても最適です。 ベルヌ氏本人は、文体が崩れて読みにくいことで有名らしいのですが、 それは数度に重なる和訳で、解消されていますし。 そしてまた、西洋合理主義が体現された小説でもあります。 熟慮・節制・勤労というテーマが随所に表現され、 加えて男権社会・黒人・英仏の対立等、当時の世相が暗に表れています。 このような点から、「味読」するに十分にたる、大人の小説としても楽しめるのでは? というよりも本来は、大人向けであったのが、時代と共に少年文学化した作品のようです。 まだ読んでいない少年は、この本から読書という漂流の旅へと出発し、 すでに通り過ぎた大人は、こ...